晴れた日には日差しが強くなってきて、だんだん夏が近づいてきていることを感じる今日この頃。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

暑い日には唐辛子を使った辛い料理が食べたくなりますね。近年では、家庭でも韓国料理を取り入れるようになって、コチュジャンを使っている方も多いのでは。そこで今回は、コチュジャンを活用するアイデアをご紹介しましょう。

コチュジャンは、韓国特有の発酵調味料の一つです。伝統的なコチュジャンの製法は、穀物の粉、味噌に唐辛子と塩を加えて熟成させたもの。穀物は、最高級とされるもち米のほか、うるち米、小麦、大麦などが使われるそうです。
コチュジャンは、醤油や味噌と同様、スープや鍋料理の味付けや、和えもの、焼きもの、炒めものに使ったり、ほかの調味料と混ぜ合わせて使ったりします。
例えば「チョコチュジャン」は、酢、砂糖、ごま油などと混ぜ合わせて作ります。ちなみに「チョ」とはお酢のこと。白身やイカの刺身に、さらに焼肉にも使える、さっぱりした味わいの調味料です。これからの季節には、そうめんに使うのもオススメ。そうめんとキュウリやキムチなどの具材をチョコチュジャンで和えれば、ビビン麺風の冷たい麺料理を楽しめます。
また、コチュジャンとマヨネーズを混ぜるだけの、コチュジャンマヨネーズは簡単で幅広く使えます。野菜スティックにつけても、たこ焼きやお好み焼きにつけても。マヨネーズのまろやかさとコチュジャンの刺激がクセになります。
焼肉店などで、サンチュやえごまの葉で包んで食べるときにつけるのは「サムジャン」。味噌とコチュジャンをベースに甘辛く味付け、すりごま、みじんネギなどを混ぜ合わせますが、そのレシピはお店や家庭によってさまざまです。「サム」は包むことを意味し、野菜でご飯とおかず、肉などを包んで食べる韓国の食事スタイルに欠かせない調味料。日本の手巻き寿司にもよく合います。
これからの季節に、コチュジャンを上手に使ってピリ辛料理を楽しんではいかがでしょう。
参考:
モランボン「薬念研究所」
KONEST「韓国・旬の食材便利帳」