いよいよ12月。年末年始に向けて、日増しにあわただしい気分になってきますね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

忙しい毎日の中で、調理の時間はなるべく短く、簡単に済ませたいものです。とくに冬野菜には根菜類が多いので、下ごしらえに手間がかかりがち。そこで時短と手間抜きのために、電子レンジを上手に活用する3つのポイントをご紹介しましょう。

ポイントその1は「分量を守る」こと。多すぎたり少なすぎたりすると、加熱ムラや加熱のしすぎの原因に。根菜なら100g~1kg(人参、大根は500gまで)、葉野菜は100g~500g(ほうれん草、小松菜は300gまで)が適量です
ポイントその2は「平たく並べること」。均一に火が通るように、大きさや厚みを揃えて切り、耐熱の平皿に重ならないように並べます。
ポイントその3は「ラップをゆったりかける」こと。ぴったりラップをかけると、加熱による蒸気の気圧でラップが裂けたり、加熱後に食材が押しつぶされたりすることも。ラップは1枚づかいでふんわりとかけるようにします。
さらに、野菜の切り方や置き方にも気をつけましょう。
大根は、いちょう切り。にんじんは、厚さ2~3cmの輪切りに。かぼちゃは、大きさを揃えて、やや厚めに切ります。じゃがいも、さつまいも、里芋は、洗ってからそのまま加熱。切ってから加熱する場合は大きさを揃えます。
ほうれん草、小松菜は、太い茎には十字に切り込みを入れます。加熱するときは、葉と茎を交互に重ねて。グリーンアスパラは、穂先と根元を交互に置きます。
電子レンジで素早く加熱することで、熱に弱いビタミンCをキープし、野菜の水分とうまみを閉じ込めることができます。おいしく手早く調理をするために、電子レンジを上手に活用しましょう。
参考:
「レンジで野菜を加熱するときの時間やコツ」パナソニック
「Lidea 2018.04.16」ライオン