そろそろ桜の開花予報が気になる時期になってきました。春の行楽シーズンの到来です。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

3月20日は国民の祝日でもある、春分の日。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、そろそろ春のうららかさを感じられる気候になってきます。
春の足音が聞こえ始めるとともに、店頭には「新玉ねぎ」が並んでいます。やわらかくて辛みが少ない新玉ねぎは、水にさらさなくてもそのままサラダや和え物など、生食で食べるとおいしいですね。

ところで、新玉ねぎと普通の玉ねぎにはどのような違いがあるのでしょうか。
普通の玉ねぎの皮が茶色いのは、収穫後に乾燥させるため。ところが新玉ねぎは収穫後すぐに出荷、春先だけ出回る品種です。外皮は白っぽく、水分をたっぷり含んだみずみずしい味わいが特徴です。
生食でおいしい新玉ねぎですが、丸ごと加熱することで水分を逃がさず甘みと旨みがぐんと増すので、温かい料理も試してみてはいかがしょう。
オススメ料理その1は、丸ごとロースト。新玉ねぎをオーブンでじっくり焼いて、味付けはシンプルに塩だけでも、醤油でも。トロトロの食感と玉ねぎの甘みを楽しめる一品です。
オススメ料理その2は、ポトフ。たっぷりの野菜とソーセージを煮込むポトフに、皮をむいた丸のままの新玉ねぎを入れて煮込みます。仕上げに黒胡椒をかけると味が引き締まります。
オススメ料理その3は、丸ごと蒸し。電子レンジで加熱することで、水分を逃がさず甘みが際立ちます。ポン酢をかけても、塩とオリーブオイルでも。
生食でも加熱調理でも、普通の玉ねぎとは違った味わいを楽しめる新玉ねぎ。新鮮でジューシーな味わいをどうぞお楽しみください。
参考:
農林水産省「消費者の部屋」
「新玉ねぎを丸ごと使ったレシピ」クラシル