5月に入るとすぐに、憲法記念日、みどりの日、こどもの日、振替休日の4連休ですね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

さて、5月5日は「こどもの日」。こどもたちに人気のメニューを調べてみると、つねにランクインするのは、カレーライス、ハンバーグ、鶏の唐揚げです。
鶏の唐揚げで思い出すのが、今や日本でもすっかりおなじみになった韓国チキン。こどもから大人まで、親しみやすい味わいと個性ある味付けで、韓国では国民食とも呼ばれています。

韓国チキンにはいくつかの種類がありますが、もっともよく知られているのが「ヤンニョムチキン」。このヤンニョムとは、コチュジャンやケチャップなどを合わせた甘辛いソースのこと。フライドチキンにヤンニョムを絡めたものがヤンニョムチキンです。お店によってヤンニョムの味が異なり、甘みの強いものから辛いものまで色々あります。
シンプルなフライドチキンは、韓国では「フライド」と呼ばれます。サクサクとクリスピーな衣で、ハニーマスタードソースや、スイートチリソースなどをつけて‘味変’を楽しみます。ちなみに、フライドチキンと唐揚げの違いは、衣に味がついているかいないか、だそうです。ご存知でしたか?
そのほか、にんにく醤油味の唐揚げや、ひと口サイズのフライドチキンに甘辛ソースを絡めたもの、揚げずにオーブンで焼くローストチキン、など韓国チキンにはさまざまな種類があります。
そして、韓国チキンに欠かせないサイドメニューは、大根の甘酢漬け。角切りにした‘大根のなます’のようなもので、脂の多い料理の合間に食べると口の中がさっぱりして、さらに食が進みます。
甘辛いもの、サクサクしたもの、ソースで味変できるもの、など味わいも食感も多様な韓国チキン。日本の唐揚げとともに、鶏料理のバリエーションとして楽しむのもいいですね。
参考:
「bibim’」高麗貿易ジャパン
「旅Pocket」旅工房
「流行中?!韓国発ヤンニョムチキンの魅力」木村容器
『大韓民国チキン事情』K-BOOK振興会