夏に向けて、豚肉を使った丼ものでスタミナアップ!
2025/05/21 00:00
いまの所は過ごしやすい気候ですが、今年の夏も全国的に猛暑が予想されているようです。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 暑さに負けない体を維持するためには、スタミナのつく食事を摂るように心がけたいものです。英語のスタミナ(stamina)は、体力や持久力などと訳されます。スポーツ科学では「疲れにくさ」を表す言葉で、心肺持久力つまり全身の循環系能力が高いことを意味するそうです。 夏の暑い日には、汗をかくことが多く、体力を消耗しがちなので、体力をつけておくことが大切。そこで、これからの季節にぴったりの、疲労回復効果が高い豚肉を使った丼料理をご紹介しましょう。 日本全国で豚肉の年間消費量がつねに上位の北海道。十勝地方では明治時代から養豚業が始まり、郷土料理「豚丼」が名物料理です。炭火焼きにした豚肉にうなぎの蒲焼き風のタレで甘辛く味付けし、ご飯にのせた「豚丼」は、今では全国区の人気メニュー。市販のタレを使えば、家庭でも手軽に作ることができます。 豚肉を使った丼ものといえば、ラーメン店などでおなじみの「ねぎ豚丼」も人気があります。もともとは、ラーメンに入れる焼き豚の端材を有効活用するために生まれたメニューで、たっぷりのねぎと焼き豚をタレ、ごま油であえてご飯にのせます。仕上げにゴマと刻み海苔をのせて。 また、豚ひき肉と納豆を炒めてご飯にのせた「納豆丼」もオススメです。作り方はカンタン。豚ひき肉を炒めて味付けしたものと納豆、長ねぎを混ぜ合わせるだけ。ご飯にのせてカラシを添え、ザーサイや高菜などの漬物と一緒にどうぞ。 暑い季節には調理や洗い物の手間もできるだけ省きたいものです。一品でスタミナを摂れる丼もので、今年の夏を乗り切りましょう。 参考: 「スタミナの正体とは?」大阪体育大学 「うちの郷土料理」農林水産省 「都道府県別豚肉消費量」 「スタミナがつく食べ物を食べてバテ知らずのカラダつくり」江崎グリコ
旬の食材で北海道発祥グルメ「スープカレー」を楽しみたい!
2025/05/14 00:00
新緑が美しい季節、すでに初夏の旬の食材がたくさん出回って食卓を賑わせていますね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 関東地方で初夏を迎える頃、北海道ではようやく寒さが和らぎ、春の訪れを感じることができます。この時期、北海道旅行を計画している方も多いのでは。 北海道でおなじみのグルメはたくさんありますが、札幌発祥といえば「スープカレー」でしょう。 「スープカレー」は1971年、札幌のカレー店がスパイスを多用したスープ状のカレーを提供したことが発祥とされています。また、「スープカレー」という名称は1993年に開店したカレー店から始まったそうです。その後、札幌市内にスープカレー専門店が次々と開業してファンが急増、2000年ごろには全国的なブームとなりました。 ところで、「スープカレー」とはどんなカレーを指すのでしょうか。スープカレーは「スープ」が主体のカレーで、インドカレーや欧風カレーに比べて液体部分が多く、スパイスの効いた味わいが特徴です。スパイスの種類や組み合わせは店舗によって異なるため、多様な味わいを楽しめることも魅力の一つです。また、具材も多彩で、季節の野菜や地域の特産野菜、肉や魚介など、トッピングと合わせると、組み合わせは無限ともいえます。 「スープカレー」の基本的な食べ方は、まず、カレーとスープを別々の器に盛り付けること。そして、具材はご飯とは別に味わいます。ご飯は、スプーンにとってカレーに浸して食べます。カレーの残りが少なくなったら、ご飯をスープ皿に入れて、最後まできれいに食べましょう。 「スープカレー」は、レトルトやスパイスセットも出回っているのでご家庭でも手軽に楽しめます。旬の野菜を使って、オリジナルのスープカレーを作ってみてはいかがでしょう。 参考: 「スープカレーのSTORY」ベル食品 MAGIC SPICE ホームページ 「スープカレーの食べ方」ハウス食品 Fond Cafeコラム
冷たいスイーツの季節が到来!アイスについてもっと知りたい
2025/05/07 00:00
初夏の日差しがまぶしい今日この頃、ひんやり冷たいアイスが恋しい季節になってきました。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 もうすぐ母の日。母の日は、1907年ごろにアメリカの女性が提唱して始まった記念日です。プレゼントは定番の赤いカーネーションだけでなく、今の季節にぴったりのアイス・スイーツを贈るのもいいですね。 さて、「アイス=アイスクリーム」というわけではないことをご存知でしょうか。「アイス」と呼ばれているものには4つの種類があり、パッケージには「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」のいずれかが表示されています。アイスを買うときのために、4つの違いを覚えておくといいでしょう。 「アイスクリーム」は乳固形分(乳製品の中の水分以外の部分)と乳脂肪分(乳固形分に含まれる脂肪分。バターやクリームのもとになる成分)が4種類のうちでもっとも多く、ミルクの風味とコクが感じられます。 「アイスミルク」はアイスクリームに比べて乳固形分と乳脂肪分が少なく、あっさりとした味わいです。 「ラクトアイス」は、2つの成分がさらに少ないので、ミルク感の少ないアイスを食べたいときにオススメです。 「氷菓」は、果汁を凍らせたアイスキャンデーやかき氷など、上記以外のもの。暑さが厳しいときに欲しくなる、さっぱりとした味わいです。 アイスの中でも、イスクリームのリッチな味わいは特別な日のデザートにぴったり。そのままでもおいしいアイスクリームですが、バニラアイスクリームにエスプレッソをかければ、大人の味わいの「アフォガート」に。また、アップルパイやシフォンケーキにアイスクリームを添えれば、おいしさがグレードアップ。 母の日のデザートに、クールでちょっとリッチなアイス・スイーツをプレゼントしてはいかがでしょう。 参考: 「乳製品の話」よつ葉乳業 「『乳』の知識」森永乳業 「アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の違いってなに?」江崎グリコ