いまの所は過ごしやすい気候ですが、今年の夏も全国的に猛暑が予想されているようです。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

暑さに負けない体を維持するためには、スタミナのつく食事を摂るように心がけたいものです。英語のスタミナ(stamina)は、体力や持久力などと訳されます。スポーツ科学では「疲れにくさ」を表す言葉で、心肺持久力つまり全身の循環系能力が高いことを意味するそうです。

夏の暑い日には、汗をかくことが多く、体力を消耗しがちなので、体力をつけておくことが大切。そこで、これからの季節にぴったりの、疲労回復効果が高い豚肉を使った丼料理をご紹介しましょう。
日本全国で豚肉の年間消費量がつねに上位の北海道。十勝地方では明治時代から養豚業が始まり、郷土料理「豚丼」が名物料理です。炭火焼きにした豚肉にうなぎの蒲焼き風のタレで甘辛く味付けし、ご飯にのせた「豚丼」は、今では全国区の人気メニュー。市販のタレを使えば、家庭でも手軽に作ることができます。
豚肉を使った丼ものといえば、ラーメン店などでおなじみの「ねぎ豚丼」も人気があります。もともとは、ラーメンに入れる焼き豚の端材を有効活用するために生まれたメニューで、たっぷりのねぎと焼き豚をタレ、ごま油であえてご飯にのせます。仕上げにゴマと刻み海苔をのせて。
また、豚ひき肉と納豆を炒めてご飯にのせた「納豆丼」もオススメです。作り方はカンタン。豚ひき肉を炒めて味付けしたものと納豆、長ねぎを混ぜ合わせるだけ。ご飯にのせてカラシを添え、ザーサイや高菜などの漬物と一緒にどうぞ。
暑い季節には調理や洗い物の手間もできるだけ省きたいものです。一品でスタミナを摂れる丼もので、今年の夏を乗り切りましょう。
参考:
「スタミナの正体とは?」大阪体育大学
「うちの郷土料理」農林水産省
「都道府県別豚肉消費量」
「スタミナがつく食べ物を食べてバテ知らずのカラダつくり」江崎グリコ