1,000人の介護士の声を活かして開発した ベイシアオリジナル肌着「ストレッチプラス」が 「2023年度グッドデザイン賞」を受賞 ~伸縮性・肌触りなどの機能面や市場への影響力を高く評価~
2023/10/06 14:00
ベイシアは、介護士の声を活かして開発した肌着「ストレッチプラス」が2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。「ストレッチプラス」は当社と株式会社カイゴメディア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:向笠 元、以下「カイゴメディア」)が共同開発し、介護士1,000人の声を聞きながら、「伸縮性」や介護の現場における様々なニーズに応える特徴を備えた商品です。この度、伸縮性や肌触りなど商品の機能面に加え、満足度や市場への影響力についても評価をいただき受賞となりました。当社のグッドデザイン賞の受賞は初となります。今後もお客様に寄り添った商品開発を行ってまいります。 ●受賞商品「ストレッチプラス」について より介護の現場に寄り添った介護用肌着を開発したいという想いで、介護領域に特化した動画・SNSメディアを運営するカイゴメディアとともに、介護士1,000人の声を活かした高齢者、介護用肌着ライン「ストレッチプラス」の開発を行いました。実際に試作品を介護士さんに試していただき、これまで肌着に感じていたお悩みの改善を目指して商品化を実現し、2021年10月に発売いたしました。 「ストレッチプラス」は伸縮性に特化し、当社で取り扱っている綿100%肌着と比較して、縦1.7倍、横1.3倍、斜め1.4倍の伸縮性を実現。伸縮性に特化することで従来の介護肌着とは見た目も変わり、一般肌着と変わらないデザインになります。拘縮や着脱時における動作の苦労を和らげる工夫や、見た目の満足度を高める工夫も凝らしています。また、高齢者の肌の弱さにも配慮し、一般的な肌着と異なる縫製方法によって縫い代の凹凸面を軽減してやさしい肌あたりを実現しました。さらに介護現場では利用者様の洗濯などをまとめて行うなどのニーズがあることから、洗濯絵表示ラベルの裏側を活用してお名前ラベルを取り付け、目立たず着心地の妨げにならない工夫も行っています。 本商品は介護以外のシーンでも普段使いしていただける機能性を持っているため、年齢層も高齢者に限らず、様々なシーンや用途でお使いいただける万能インナーです。妊娠中、授乳中の体系の変化がある方にもおすすめの商品となっております。 ●審査員からの評価コメント 介護衣料がクオリティとコストを一般化させて進化したことに喜んだユーザーが一体どのくらいいるだろう。ストレッチプラス肌着は、現場の声にしっかりと耳を傾け導き出した「伸縮性」にフォーカスすることで、ケアする側・される側の双方へ高い満足度を提供している。実際に触れると驚くほど自在に縦横斜めの方向へ伸縮し、肌触りも滑らかである。市場への影響力は高く、今後の展開も含めて応援していきたい製品群である。 ●開発担当者からのメッセージ 「見た目は一般肌着と同じ」、ただ「介護肌着の機能は担保されている」。そんな、今までの介護肌着と違ったデザインの商品が介護士さんとの対話の中より生まれました。素材の伸縮性を利用することにより、従来の介護肌着のデザインを一新した商品になります。発売から、既に愛用いただいているお客様もいらっしゃいますが、今回の賞をきっかけにより多くの人の目に留めていただければ嬉しく思います。こうした商品開発やグッドデザイン賞の受賞の機会をいただけ、カイゴメディア様、介護士の皆さまにも本当に感謝しております。今後も多くの介護現場の役に立つ商品開発を継続してまいります。 また、介護シーンだけでなく、加齢等により体に不自由を感じ始めたが、おしゃれは楽しみたい。今まで通りの見た目の肌着を着用されたい方にもぜひお試しいただきたいと思います。 ●グッドデザイン賞について https://www.g-mark.org/