2月も中旬になり、早くも春一番のニュースが入ってきています。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

季節の訪れを知らせる話題とともに、春を告げる旬の食材がいち早く出回り始めています。えんどう豆やさやいんげんなど、春になると豆類の鮮やかな緑色が目につきますね。なかでも手軽に食べられることで人気のスナップエンドウは、みずみずしい味わいと食べ応えある食感が魅力です。

ところで、「スナップエンドウ」なのか「スナックエンドウ」なのか、迷ったことはありませんか?この2つにどんな違いがあるのか、調べてみました。
スナップエンドウは、1970年代にアメリカから輸入された品種だそうです。アメリカでは「スナップピー(snap pea)」と呼ばれています。スナップはポキッと折れるという意味で、ピーはエンドウ豆という意味。たしかに、ポキッと小気味よく折れるので筋を取るのも楽ですね。
スナックエンドウは、日本の種苗会社がつけた商品名で、スナック(軽食)のようにサクサク食べられるから、と名付けられました。茹でただけでも、食べ始めると止まらないおいしさがありますよね。
結論を言いますと、2つは同じ野菜のことを表しています。
1983年に、農林水産省がスナップエンドウと呼ぶことを奨励するようになって以来、店頭表示は「スナップエンドウ」になっていますが、品種名「スナックエンドウ」の種は今も販売されています。
スナップエンドウはグリーンピースの改良品種で、豆が大きくなってもサヤが硬くならず、サヤごと食べられます。下ごしらえは筋を取るだけ。
茹でても炒めても揚げてもおいしいスナップエンドウ。お好きな調理方法で、春にふさわしい旬の味を存分に味わってはいかがでしょう。