もうすぐ始まる新生活。バランスの良い食事を心がけたいですね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

さて、毎月13日は和食の素材メーカー6社が制定した「一汁三菜の日」です。いろいろな料理を組み合わせて、栄養素をバランスよくとれる和食のスタイルを子どもたちにつなげることを目的で制定されたそうです。

基本となる一汁三菜とは、ごはんと汁物(一汁)、肉や魚、卵などタンパク質を補うための主菜1品、野菜や海藻などミネラルを補う副菜2品(計3菜)を組み合わせた、日本の伝統的な食事のスタイルです。
今回は、一汁三菜に欠かせない汁物について、春の食材を使ったアイデアをご紹介しましょう。
ごはんと合わせる汁物として、最もなじみがあるのは味噌汁ですね。味噌汁は、旬の食材を手軽に取り入れやすい料理です。春の食材がたくさん出回っている今、季節の味わいを味噌汁で楽しむのもいいでしょう。
例えば、山菜。ふきのとうや、たらの芽などの山菜類を味噌汁に入れると、山菜特有の苦味に春の訪れを感じることができます。
春キャベツ、新玉ねぎ、新じゃがいも、アスパラなどの春野菜は、柔らかくて甘みがあり、汁物にするとやさしい味わいを楽しむことができます。菜花やセリはやや苦味がありますが、汁物に緑を添えたいときに少し加えるだけで、いろどりも味わいも引き締まります。
また、春は貝類の季節と言われ、これからの時期に旬を迎えるものが多いので味噌汁にも使いたいところです。アサリやハマグリ、ホタテなどを入れた、貝の出汁がきいた味噌汁はまた格別のおいしさです。
春の食材が出揃ってきた今、旬を味わう味噌汁とともに一汁三菜の食事を楽しんではいかがでしょう。
参考:
一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
フジッコ「一汁三菜ふだんごはん」