イースターには卵料理を楽しみませんか?
2024/03/27 00:00
もうすぐ、春のお祭りとして知られるイースターです。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 イースターは欧米ではクリスマスやハロウィンに次ぐビッグイベントのひとつ。春分の日のあと、最初の満月の次の日曜日と定められており、2024年のイースターは3月31日です。 イースターはキリスト教圏の国における復活祭であり、生命の始まりを象徴する卵がそのシンボルとされています。欧米では、卵の殻にカラフルなペイントをして飾ったり、卵スプーンで転がす「イースターエッグロール」という遊びをしたり、庭や公園で隠した卵を見つけ出す「エッグハント」を楽しんだり。また、豊穣や繁栄のシンボルであるうさぎもモチーフとされているため、この時期はうさぎや卵のデコレーションが街じゅうを彩ります。 そして、イースターの定番料理といえば、卵を使った料理です。 なかでも有名な卵料理は、「デビルドエッグ」。ゆで卵を半分に切って、黄身を取り出してマヨネーズやマスタードなどで和え、白身の器に盛るというシンプルながら見た目が華やかな一品です。パプリカパウダーなどのスパイスをピリッと効かせることが「デビル(悪魔)」と呼ばれるゆえんです。 そこで、イースターには卵を使ったメニューをいろいろ試してみませんか。 「ビスマルク・ピザ」は、トマトソースピザに半熟卵とソーセージをのせたもの。市販のピザに、半熟卵や温泉卵をのせるだけでもOKです。 「オムライス」を作ったら、うさぎの顔を描いたり、イースターエッグのような模様を描いたり、イースターらしいデコレーションで楽しみませんか。 おもてなし料理なら「スコッチエッグ」がオススメ。ゆで卵を味付けしたひき肉で包んで揚げ、半分に切ってお皿に盛ります。うずらの卵を使ってお弁当用にアレンジしてもいいですね。 春のイベントとして楽しみたいイースター。この機会に卵料理のレパートリーを増やしてはいかがでしょう。
行楽のお弁当はツナのおにぎりバリエーションで
2024/03/20 00:00
春休みに入って、いよいよ行楽シーズンの到来ですね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 お花見やハイキングなど、春のレジャーに持っていきたいお弁当。やっぱりおにぎりは欠かせませんね。おにぎりの具の人気ランキングを見ると、つねに上位をキープしている具が「ツナマヨ」です。 もはや鮭や梅干しとともに定番といってもいいツナは、ご家庭にある缶詰で作れる点も魅力です。ツナをマヨネーズで和えるだけでももちろんおいしいのですが、ちょっとしたアレンジを加えて、さらにおいしいツナのおにぎりを作ってみませんか。 まずは、「ツナ混ぜごはんおにぎり」。これはツナマヨで混ぜごはんを作ってからおにぎりにするものです。簡単ながら目先が変わるのでオススメ!さらに焼きおにぎりにすると、香ばしさが加わります。 次に、具のツナマヨに何かをプラスするアイデアをご紹介。「プラス大葉」「プラス梅」「プラス塩昆布」「プラスチーズ」「プラスおかかと醤油」など。ご家庭にあるものを加えるだけでツナマヨおにぎりのバリエーションが広がります。また、ツナを和える時に、マヨネーズにめんつゆを入れたり、カレー粉をほんの少し加えたりするだけでも、いつもと違う味わいに変わります。 さらに、ツナのオイル漬けを自分で作って、オリジナルなツナおにぎりはいかが。まぐろのサクをフライパンで加熱後に、にんにく、ハーブ、塩こしょうを入れたオリーブオイルに漬け置くだけ。手頃なまぐろのサクが手に入った時にお試しください。しっかり味付けをすれば、マヨネーズなしでおにぎりの具にしてもOK。オリーブオイルがごはんにしみて、大人の味わいを楽しめるおにぎりになります。 春のレジャーで食べるお弁当は、いつもと少し違うツナのおにぎりを青空のもとで味わってみてはいかがでしょう。
一汁三菜の食事は、季節の食材を入れたお味噌汁で
2024/03/13 00:00
もうすぐ始まる新生活。バランスの良い食事を心がけたいですね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 さて、毎月13日は和食の素材メーカー6社が制定した「一汁三菜の日」です。いろいろな料理を組み合わせて、栄養素をバランスよくとれる和食のスタイルを子どもたちにつなげることを目的で制定されたそうです。 基本となる一汁三菜とは、ごはんと汁物(一汁)、肉や魚、卵などタンパク質を補うための主菜1品、野菜や海藻などミネラルを補う副菜2品(計3菜)を組み合わせた、日本の伝統的な食事のスタイルです。 今回は、一汁三菜に欠かせない汁物について、春の食材を使ったアイデアをご紹介しましょう。 ごはんと合わせる汁物として、最もなじみがあるのは味噌汁ですね。味噌汁は、旬の食材を手軽に取り入れやすい料理です。春の食材がたくさん出回っている今、季節の味わいを味噌汁で楽しむのもいいでしょう。 例えば、山菜。ふきのとうや、たらの芽などの山菜類を味噌汁に入れると、山菜特有の苦味に春の訪れを感じることができます。 春キャベツ、新玉ねぎ、新じゃがいも、アスパラなどの春野菜は、柔らかくて甘みがあり、汁物にするとやさしい味わいを楽しむことができます。菜花やセリはやや苦味がありますが、汁物に緑を添えたいときに少し加えるだけで、いろどりも味わいも引き締まります。 また、春は貝類の季節と言われ、これからの時期に旬を迎えるものが多いので味噌汁にも使いたいところです。アサリやハマグリ、ホタテなどを入れた、貝の出汁がきいた味噌汁はまた格別のおいしさです。 春の食材が出揃ってきた今、旬を味わう味噌汁とともに一汁三菜の食事を楽しんではいかがでしょう。 参考: 一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト フジッコ「一汁三菜ふだんごはん」
春の味を楽しむタケノコ料理のバリエーション
2024/03/06 00:00
春らしくあたたかい日が続くと、どこかへ出かけたくなりますね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 これから春のレジャーを楽しむなら、タケノコ掘りがオススメです。関東圏でタケノコ掘りを楽しめるのは3月下旬ごろから。今からお出かけのプランを考えてみてはいかがでしょう。 さて、タケノコは漢字で「筍」と書きます。これは、一旬(いちじゅん:10日間)で竹になることを意味しています。ちなみに「旬」という字を「食べ物の味が良い時期」「最盛の時期」といった意味に使うのは日本だけだそうです。 タケノコは「雨後の筍」という言葉もある通り、一日で驚くほど成長します。しかし成長してしまったタケノコはえぐみがあり、おいしく食べられるのは少し土が盛り上がる程度まで土の中で育ったものです。 タケノコは収穫直後からアクが増していきます。掘り上げてすぐに水煮にすると、えぐみがなくおいしく食べられます。ふだんの家庭料理に使うなら、市販の水煮を上手に活用するといいですね。 タケノコ料理といえば、煮物や炊き込みご飯、炒め物が定番です。ここでは、ご飯がすすむ常備菜のヒントをご紹介しましょう。 1つ目のオススメは、ナムルです。千切りにしたタケノコを塩、ごま、ごま油、おろしニンニクなどで和えるだけで簡単。もう一品が欲しいときにぴったりです。 2つ目のオススメは、メンマ風煮物です。甘辛く煮付けたり、ピリ辛に仕上げたり、お好みの味付けで。たくさん作って常備菜にしてはいかがでしょう。 3つ目のオススメは、オイル漬けです。一口大に切って炒め、ニンニクや唐辛子、塩こしょうとともにオリーブオイルに漬けるだけ。そのまま食べても、サラダやパスタに使ってもおいしく食べられます。 旬の時期に手頃なタケノコを使って、定番料理やアレンジ料理、さまざまな味わいをお楽しみください。 参考: 農林水産省ウェブサイト「aff」(20年3月