新生活に、キウイで新しい食習慣を始めてみませんか
2023/03/29 00:00
卒業や入学、就職など、新生活が始まるシーズンですね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 新生活が始まって生活のリズムが変わるなど、健康や美容に気を配りたいこの時期に、オススメのくだものがキウイフルーツです。 日本で消費されるキウイは国内産と輸入物がほぼ半々。国内では愛媛県、福岡県、和歌山県をはじめ各地で生産されています。キウイの主な品種は16種類ですが、果肉の色でグリーン、ゴールド、レッドの3色に大別されます。 栄養豊富なことで知られるキウイですが、なかでもビタミンCはキウイ100gあたりがゴールデンキウイなら140mg、グリーンキウイなら71mgを含みます。ちなみに日本人が1日に摂取したいビタミンCの量は100mg。キウイを毎日食べることで確実にビタミンCを摂ることができます。ビタミンCは、抗酸化作用があることから美肌づくりやアンチエイジング、抗ストレス、免疫力アップといった効果が期待できます。キウイはさらに食物繊維、カリウム、アクチニジンを含みます。アクチニジンはキウイ特有の栄養素で、たんぱく質を分解する働きがあるので肉や魚と一緒に摂ると消化促進に役立ちます。 キウイは皮の色が変わらないので、熟しているかどうかわかりにくいものです。そっと触れてみて、弾力を感じるようなら食べ頃、硬いようなら追熟させると甘くなります。風通しが良く、直射日光の当たらない場所で保存して、熟して来るのを待ちましょう。熟すスピードをあげたい時には、りんごやバナナと一緒にポリ袋に入れて常温で保存。りんごやバナナの発するエチレンガスにより追熟が進みます。 現在、一年中出回っているキウイは、毎日の食生活に取り入れるのに最適なフルーツ。ちなみにキウイは、朝食はもちろん、夜食べることで疲労回復や便通改善に役立つので、夕食のサラダやデザートにオススメです。食生活のリズムを見直すタイミングで、キウイを食習慣に取り入れてはいかがでしょう。
おしゃれなオープンいなり寿司のアイデアとコツとは?
2023/03/22 00:00
春休みやお花見など、春のレジャーが楽しみな今日この頃。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 暖かくなってくると、晴れた日にはお弁当を持って出かけたくなりますね。最近人気のお弁当のひとつにオープンいなり寿司があります。 オープンいなり寿司は、いなり寿司の口を閉じないで、中身を見せるように包むもの。油揚げのふちは、内側に折り込んでも、外側にくるりと返してもOK。内側に折り込む方が、失敗が少なくきれいに仕上がります。 オープンいなり寿司は、いろどり良く華やかな中身を見せることがポイントです。その方法は大きく分けて2つ。 1つは中の混ぜご飯を見せるもの。酢飯を使わなくても、ご飯に具を混ぜるだけなので簡単です。グリーンの枝豆や、黄色いコーン、オレンジ色のにんじん、赤いサクラエビ、赤紫の柴漬けなど、何種類かの具を用意して、それぞれで混ぜご飯を作ります。色合いを考えて、2、3種類を組み合わせるのもいいですね。 2つ目は、軍艦寿司のように、ご飯の上にさらに具を飾るもの。上記の具のほかに、菜の花や山菜、絹さや、いくら、サーモン、錦糸卵、などなど、ちらし寿司や手巻き寿司に使う具を参考に、お好みの食材で飾りましょう。ご飯を詰めるときに量を加減して、少なめにすることをお忘れなく。 ところで、いなり寿司を作るときに油揚げが破れてしまってガッカリしたことはありませんか? そこで、失敗しない油揚げの開き方をご紹介しましょう。用意するのは、油揚げと、丸くて長い棒状のもの。棒は、菜箸でも麺棒でも、ラップの芯でも構いません。油揚げは、そのままでも、半分に切っても。そして、油揚げの上で、少し力を入れてコロコロと棒を転がします。3往復ほど転がしたら、カンタンに開けるようになります。いなり寿司を作るときはこうして開いてから煮込みます。この方法を知っておけば、いなり寿司だけでなく、おでんや煮物の巾着づくりも億劫になりません。 鮮やかな食材で飾るオープンいなり寿司はSNS映えするので、お弁当やおもてなし料理の話題づくりにもぴったり。この春、オープンいなり寿司を作ってみませんか。
揚げ物のおいしさが変わる、米油を使ってみませんか
2023/03/15 00:00
桜の便りもあちこちから届きはじめた今日この頃、お花見のプランを考えている方も多いのでは。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 お花見に行くときには、お弁当を持って出かけるのもいいですね。お弁当に欠かせないおかずのひとつに、唐揚げなどの揚げ物があります。そんな揚げ物を調理する際に、いま注目されているのが米油です。 店頭に並ぶ油類といえば、サラダオイル、オリーブオイル、ごま油などがおなじみですが、最近は「米油」をよく見かけるようになりました。米油とは、玄米を精米したときに出る米ぬかから抽出した油分で作られる植物性の食用油のことです。米油は植物油の中でも血中コレステロールを下げる効果が高いとされ、ビタミン類が豊富で抗酸化作用に優れています。 米油の特徴は、何といっても油の匂いが気にならないこと。特に揚げ物にしたときの独特な匂いがないので、唐揚げやフライなどにオススメです。理由は、米油が酸化に強いという特性を持っているから。そのため、繰り返し揚げ油に使うことができます。2回目以降は、新しい油を足して使うといいでしょう。繰り返し使う場合は、熱した際の泡が残るようになったら替え時です。 米油はサクッとした食感に仕上がり、冷めてもおいしいのがうれしい点です。また、油汚れが鍋や器につきにくく、揚げ物や炒め物のあとの片付けがラクな点もポイントです。 もちろん、米油は揚げ物以外にもおいしく使えます。ドレッシングやマリネに使えば、さっぱりとした仕上がりに。原料が同じことからお米によく合うので、ご飯を炊くときや、チャーハンにオススメ。さらに米油は、お菓子やパン作りに適していることから、専用の商品も販売されているほど。味にクセがないので素材の味と香りを引き立て、軽い風味となめらかな口当たりに仕上がるのでスイーツ作りにもオススメです。 今まであまりなじみがなかった米油ですが、味わいの良さ、調理の幅広さから、家庭でも常備しておくと便利そうですね。
旬のホタルイカを洋食メニューにも取り入れて
2023/03/08 00:00
日に日に風が暖かくなってきて、本格的な春の訪れを感じる今日この頃。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 春の風物詩のひとつ、ホタルイカ漁の解禁。ホタルイカの産地として知られる富山県では、産卵時期に合わせて3月1日に解禁日となり、今の時期は大量に水揚げされています。 また、兵庫県産のホタルイカは年間を通じて出回っていますが、やはり最盛期は3~4月。今が盛りのホタルイカを家庭でもおいしく味わいたいものです。 ホタルイカは鮮度が落ちやすく傷みやすいため、流通しているものはほとんどが水揚げ直後に釜茹でされたものです。 ボイルされたホタルイカをおいしく食べるには、下処理をきちんとすることが大切です。まず、両目を外側の黒い部分とともに取り除くこと。さらに口、軟骨を取り除くこと。軟骨は、足の真ん中から引き抜きます。少し面倒でも、下処理をすることで食感がぐんと良くなるのでお忘れなく! ホタルイカの料理というと、酢味噌和えや煮物などが定番ですが、洋食のメニューにも旬の味わいを取り入れたいですね。 オススメメニューのひとつはパスタ。にんにくとオリーブオイル、唐辛子と炒めるシンプルな味わいのペペロンチーノはもちろん、トマトソースでも、クリームソースでも、よく合います。菜の花や、春キャベツ、山菜など、旬の野菜と組み合わせることで、さらにおいしさがアップします。パスタの代わりにお米を使ってリゾットにしても。 魚介類を多く使うスペイン料理にも、ホタルイカはぴったりです。パエリアに産卵期のホタルイカを使うことで旨味をさらにプラス。また、たっぷりのオリーブオイルを使ってにんにくを効かせたアヒージョもオススメです。アヒージョはオイルを加熱してからホタルイカを入れ、素早く加熱することで旨味を閉じ込めます。にんにくはスライスかみじん切りにして、最後に香り付けとして投入すると焦げ付きません。 このほか、サラダやスープでもおいしく食べられるホタルイカ。旬の味わいをさまざまなメニューで試してみませんか。
ハマグリをおいしく味わうための失敗しない砂抜きとは
2023/03/01 00:00
3月3日はひな祭り。女の子の成長を喜び、健やかに育つように願いを込めてお祝いをする日です。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。 ひな祭りの定番お菓子といえば、ひなあられ、菱餅、桜餅。定番料理といえばちらし寿司、ハマグリのお吸い物、白酒ですね。 さて、ひな祭りに欠かせないハマグリは今の時期、旬を迎えています。ハマグリをおいしく食べるために大切なことは、きちんと砂抜きをしておくこと。食べ始めて、口の中で砂の感触を感じたら、せっかくのお祝いもだいなしになってしまいます。そこで、ハマグリの砂抜きを失敗しないためのポイントをご紹介しましょう。 砂抜きの手順は次のとおりです。 1)海水と同じ塩分濃度(約3パーセント)の塩水を用意します。 2)バットなど底が平らな容器にざるを重ね、その上に重ならないようにハマグリを並べます。ざるを使うことで、一度吐き出した砂が入らないようにします。 3)ハマグリが水面から少し出るくらいの量の塩水を注ぎます。 4)ハマグリは暗い場所を好むので、光が入らないようにアルミホイルや新聞紙などで覆います。 5)2~3時間置いておきます。 6)砂抜きを終えたら、貝殻の表面についている砂や汚れを取るために貝をこすり合わせるようにして水で洗い、ざるにあげます。 また、砂抜きを終えのちに、さらに真水に変えて塩抜きをすると、余分な塩分なく調理をすることができます。 貝が開かなかったり、2つの貝を合わせて叩き、鈍い音がする場合には貝が弱っていたり死んでいる場合があります。その場合は取り除きましょう。 ふっくらとした身からあふれる濃厚な旨味を味わえる旬のハマグリ。上手に塩抜きをして快適においしくいただきましょう。