真夏日になったり雨が降ったり、天候の変化が激しいと体調にも影響しそうですね。今週もベイシアから旬のおいしい話題をお届けします。

30℃近い気温になると、食べることが億劫になってさっぱりした食事ばかりに偏りがちですが、そんな時こそたんぱく質をしっかり摂りたいものです。たんぱく質が不足してしまうと、体力低下や夏バテを招くことに。暑い日にこそ、たんぱく質をしっかり摂るよう心がけましょう。

牛・豚・鶏のいずれの肉も、良質なたんぱく質を含んでいます。なかでも鶏肉は、高たんぱく・低カロリー・低脂質で、とくに鶏むね肉は疲労回復に効果的とされるイミダゾールジペプチドを多く含んでいます。
鶏肉を使った料理には食卓の定番といえるものが多数ありますが、たまには気分を変えてタイ風の鶏料理「ガイヤーン」を取り入れてはいかがでしょう。タイ料理といってもガイヤーンは、味付けは甘辛く、好き嫌いの分かれるパクチーも調理に使わない、日本人にもなじみやすい料理です。
ガイヤーンはタイの東北地方料理のひとつで、ガイ=鶏、ヤーン=あぶり焼き、という意味です。味付けは日本の焼き鳥に似ていますが、ナンプラーを使うのでエスニックな味わいを楽しめます。現地ではグリルなどであぶり焼きにしていますが、家庭で作るなら魚焼きグリルやオーブンを使って。また、BBQにも最適です。
ガイヤーンを食べるときには、甘辛酸っぱいタレをつけて、お好みでパクチーや、きゅうり、トマト、キャベツなどの生野菜をとともにいただきます。
タイでは、ガイヤーンともち米を炊いたものを一緒に食べるのが一般的ですから、ご飯との相性はバッチリ。ガイヤーンをご飯にのせて、どんぶりものにしてもいいでしょう。
気温が高い日には、エスニックな味わいやピリッと辛いもので食欲を増進、しっかりと栄養を摂って暑さに負けないようにしたいものですね。