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クローズアップ!おいしいを届ける生産者 ~甘いだけじゃない「幻のかぼちゃ」を栽培するかぼちゃ農家さん~
2022/09/15 00:00
ベイシアのNews Letter「クローズアップ!おいしいを届ける生産者」では、生産方法や商品開発に関する取組み、そしてこれからの夢など、生産者の方々にその商品に込めた想いや具体的なこだわりポイントについてうかがいます。
◆地元を愛する清水さん夫婦
今回、お話を伺ったのは、北海道有珠郡壮瞥(うすぐんそうべつ)町で、こだわりのかぼちゃを育てている「清水農園」の清水達雄さん。 清水さんの第一声が、「まずこの土地をみてください。遠くに有珠山、その向こうには洞爺湖があります。有珠山は30年に1度噴火をするんですよ。そんな町でかぼちゃを育てています」と地元の町を紹介していただきました。
◆自然豊かな大地がおいしい作物を育てる壮瞥町について
北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から車で2時間の距離にある壮瞥町は、洞爺湖の東に位置する町。世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにあります。 北海道の中でも冬場は暖かく、澄み渡る空気もおいしい、農作物を育てるのに適した地域と言えます。清水農園を訪れた日は晴天で、かぼちゃの葉や実の緑と青空のコントラストがとてもよく映えていました。
◆農業は毎年1年生。マニュアルなんてない。だから大変、と同時にやりがいがある
おいしいかぼちゃづくりをすることで大事なことは、苗を育てること。鉢の苗を大事に育てて元気な状態で畑に植えることを心掛けています。そのため、苗が大きく育つための土づくりにこだわり、またかぼちゃの状態に合わせて肥料を追肥しています。除草剤は使わず、草取りは手で行っています。 肥料は、かぼちゃをつくる栄養分、味・大きさをつくる栄養分を使い分け、かぼちゃの状態を見極めながらそのときに必要な栄養だけを与えます。「たかがかぼちゃ、されどかぼちゃ」と清水さん。その姿はまさに自分の子どもを育てているように見えました。「かぼちゃは暑い、寒い、お腹が空いたと言わないので、よく観察して気に掛けています。子どもを育てるより難しいし、奥が深い。だから面白い。自分の思ったように育って、おいしく収穫できたときや、お客様から『美味しかった、もっと食べたい』と言ってもらえることが次のかぼちゃづくりの原動力になります」と笑顔で語ってくれました。
◆おいしいかぼちゃを作るために
短い収穫時期で丹念に作業を行い、細心の注意を払いながら「風乾」を行います。「風乾」とは、収穫段階での水気がそのまま保持されることによる劣化を防ぐため、収穫したかぼちゃを風通しのよい場所で自然に乾かす工程のこと。収穫時、日が当たらずに育った面はオレンジ色ですが、風乾で置いておくうちにオレンジ色が徐々にグリーンに変わっていきます。それは「かぼちゃが生きているから」と清水さんはおっしゃいます。清水さんのかぼちゃは、収穫時にひとつ一つタオルで拭いてから運んでいるためとても綺麗です。従業員のみなさんにかぼちゃを大事に扱おうという意識を持ってもらいたいからこその取り組みだそう。かぼちゃが汚れるのを避けるため、雨がふったら絶対に畑に入らない徹底ぶりです。清水さんはかぼちゃのへたの部分を見て収穫時期を見極め、肌が黒くなってごつごつしてきた完熟の段階で収穫します。「へたが真っ白」になると収穫のサインで、さらにそこから一定の時間をおいて収穫することで、出荷時に鮮やかなオレンジ色に熟した果肉になります。
◆+αのおいしさの秘密
かぼちゃの味をアップさせるためのプラスαは、清水さんのかぼちゃに対する愛情です。かぼちゃを観察しながら畑の土を作り、タイミング良く追肥しながら育てあげるには、細心の気配りとたゆまぬ努力が必要です。それもお客様においしく食べてもらいたい、おいしいと言ってもらいたいという、生産者としての想いが強いから為せる技。「幻の南瓜」は清水さんの愛情がたくさん詰まったかぼちゃなのです。
◆清水さんに聞いた「幻の南瓜」
・「幻の南瓜」の特徴 甘いだけでなく、コクのあるしっとりした味わいで、糖度、ねっとりとした粘り気、ホクホク感などが他のかぼちゃと違います。甘さとコクのバランスが絶妙で、一度食べたらまた食べたいと思えるかぼちゃです。 今年は雨が多く肥料をたっぷり吸ったので大きく育ちました。大きなかぼちゃは肉厚でとてもおいしいそう! ・おすすめの食べ方 味付けなしで電子レンジなどで蒸してそのままで食べてもとてもおいしいかぼちゃです。 天ぷらで食べるのもおすすめ。果肉が厚いので煮物にしてもおいしく召し上がれます。
◆バイヤーからのコメント
「幻の南瓜」とネーミングしたのは、品種はもとより、清水さんしかこの味にたどり着けない、日本で唯一ここでしか生産していない貴重なかぼちゃだからです。当社で味にこだわったかぼちゃを探し求めている中で、清水さんと出会い、まずは少量から取り扱いを始めました。販売当初、各店舗の青果担当者に聞き取りをし、販売終了後にもお客様からお問い合わせをいただくといった反響を確認。販売数量を拡大するために、順次耕作面積を拡大しながら今に至りました。 清水さんはかぼちゃを子どものように育て、収穫も保管も丁寧に行っているからこそ、清水さんのかぼちゃに勝るものはないと思います。こだわりの生産者とこだわりの品種が出会ってこその「幻の南瓜」です。 是非、一度こだわりのかぼちゃをご賞味ください。
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